最近、仕事で、よくこんなエラーが発生します。

メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。
・不要なブックやプログラムを終了して、メモリの空き容量を増やしてください。
・ディスクに保存されている不要なファイルを削除して、ディスクの空き容量を増やしてください。
という内容。
ここ最近、頻繁にあちこちのパソコンで発生するようになりました。
エラーメッセージの内容の通り、メモリが不足しているのか?
ディスクの容量が不足しているのか?
いろいろ、試してみました。
ディスククリーンアップとか、Excelで余計なアドインが動いてないか、
ブラウザを開きすぎて、メモリ使いすぎてないか、
確認できるところは、全てチェックしましたが、改善できずお手上げ状態。
ネットで、同じキーワードで調べてみたら、
レジストリを変更・・・などという情報もありましたが、
怖くてそんなことできません。
SNSで情報を求めていたら、どうやら、直近のWindowsUpdateで、
Excelの保護ビューに何か不具合が生じているのではないか?という声が多かったです。
たしかに、保護ビューが出るExcelファイルを開こうとしたときだけ、
このようなエラーが発生して、ファイルが開けません。
まさかと思い、保護ビューの設定を解除してみたら・・・
開けた!!
原因は保護ビュー?
とりあえず、保護ビューを解除したら、開けましたので、
手順を説明します。
Excelのバージョンにより、設定する箇所が微妙に違いますので、ご注意を。
Excelの [ ファイル ] → [ オプション ] をクリック

[ セキュリティセンター ] をクリック

Excelのバージョンが2019であれば、
[セキュリティセンター] ではなく、[トラストセンター] になっています。
[保護ビュー] の [インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする] のチェックを外してください。

このチェックを外せば、
メモリ不足エラーが発生しないと思います。
あとは、ファイルがちゃんと開けるか再度確認するようにして下さい。
もし、これでダメなら、保護ビューのチェック3項目を全て外して試してみてください。
おそらくこの内容は、原因が本当に不具合だった場合、
WindowsUpdateで改善されると思いますので、それまでの応急措置と捉えて下さい。
保護ビューの設定を解除する、という事は、
セキュリティが一つ弱くなる、という事です。
この状態をいつまでも維持しておく事は推奨できません。
あくまでも応急措置という事を認識するようにしてください。